

「大学の世界展開力強化事業」の平成25年度取組概要を掲載
公開日:2014.7.17日本学術振興会(JSPS)は2014年7月16日付けのHP上で、「大学の世界展開力強化事業」の平成25年度採択7事業の取組概要を掲載しました。「大学の世界展開力強化事業」は、国際的に活躍できるグローバル人材の育成と大学教育のグローバル展開力の強化を目指し、高等教育の質の保証を図りながら、日本人学生の海外留学と外国人学生の戦略的受入を行うアジア・米国・欧州等の大学との国際教育連携の取組を支援することを目的としており、文部科学省において平成23年度から開始された事業です。
平成25年度の申請件数は25件・34大学、この内、採択された事業件数は7件・11大学で、その構想名は次の通りです。
1)北海道大学、東京大学、酪農学園大学:日本とタイの獣医学教育連携・アジアの健全な発展のために
2)筑波大学:アセアン横断型グローバル課題挑戦的教育プログラム
3)東京農工大学、茨城大学、首都大学東京:ASEAN発、環境に配慮した食料供給・技術革新・地域づくりを担う次世代人材養成
4)広島大学:アジアの共同経済発展と信頼関係の確立による平和構築に貢献する中核人財教育プログラム
5)上智大学:多様性の調和を目指す学融合型の人間開発教育プログラム
6)早稲田大学:AIMS7 多言語・多文化共生プログラム
7)立命館大学:国際PBLによるイノベータ育成プログラム
平成26年度は「ロシア、インド等との大学間交流形成支援」として、両国の大学との間で、質の保証を伴った交流プログラムを実施する事業に対して支援を行い、大学の世界展開力を促進することになっています。JSPS の2014年7月2日付のHP上に掲載された申請件数及び大学数は、ロシアが17件・17大学、インドが14件・14大学となっています。
◇関連リンク◇
・平成25年度採択事業 ~海外との戦略的高等教育連携支援~AIMSプログラム(独立行政法人日本学術振興会)
・平成26年度 大学の世界展開力強化事業 申請状況(独立行政法人日本学術振興会) ※PDFファイル